商品がなかなか来ない!!
ピンのクラブはすべて受注後の生産になるので、
組み立てや調整にどうしても時間がかかってしまいます。
早いものであれば5〜10日前後で届く場合もありますが、
ヘッド在庫が日本に無い時は1ヶ月半くらいかかることも…(-_-;)
※
実はこれでも早くなった方だったりします。
以前は日本に工場が無かったため、もっと時間がかかっていました。
もちろん量販店で出来あいのものを買えばすぐに手に入りますが、
それは『一般的な男性』という曖昧な対象に合わせて作られたもの。
『ひとりひとりの体格やクセに合ったクラブを提供する』という、
ピンならではのメリットや満足感を実感するのは難しいでしょう。
なにより、使う人に合わせた最適なスペックに設定されていないと、
ピンのクラブは真価を100%発揮できないと言っても過言ではありません。
相棒となるクラブが到着するまで、しばし(これが長い!)お待ち下さい。
自分だけのクラブが到着した時の喜びはもう…たとえようが無いですよ(^_^)v
ピッタリスペックは「おおおっ!?」
当店の『発送しましたメール』から数日後、ついに商品が到着!
はやる心を抑えて、梱包から解いたアイアンを構えてみましょう。
スペックがピッタリなら、構えた瞬間に「おおおっ!?」と感じてしまうはず。
余計なことを何もしていないのに、しっくりくる感覚があるんです。
練習場に行ってみれば、その感覚が間違いでないことを実感します。
なぜなら、ソールのトゥやヒールが偏ってぶつかることなく、
スパッと気持ちのいい振り抜けを体感できるからです。
ライ角が適正だと構えた時にトゥやヒールが浮かないので、
ハンドダウンにしたり腰の位置を高くして調整する必要がありません。
腕や腰に無理な負荷がかかっていないため、アドレスも安定してきます。
グリップ径やシャフト長も適正なので、球筋・飛距離もバラつきません。
「今まで使ってきたクラブはいったい何だったのか…」
初めてピンのアイアンを使った時、筆者は冗談抜きでそう思いました。
一度この感覚を味わってしまうと、なかなかピンから離れられませんよ(^^ゞ
「クラブを自分に合わせる」という考え方
ピンの創業者であるカーステン・ソルハイム氏はもともと、
「うまく当たらないなら、技術を磨くよりクラブをやさしくすればいい。」
という発想の持ち主でした(合理的でアメリカ人らしい考え方だと思います)。
カーステン氏はこの発想を推し進め、1972年にカラーコードシステムを完成。
以降30年以上の長きに渡り、ピンはこのシステムに改良を加え続けました。
ピンのカスタムフィッティングは昨日今日生まれた歴史の浅いものではなく、
多くのゴルファーによって数十年も支持され続けてきたシステムなのです。
ですので、ぜひしっかりとカスタムフィッティングをして頂いて、
一人でも多くの方にピンの良さを実感して頂きたいと思っています。
この『はじめてのピン』で少しでもピンのファンの方が増えてくれたら、
ピン専門店としてこれ以上ショップ冥利に尽きることはありません。