スイングスピード、7番キャリーに合わせてシャフト選択
さて、『最適シャフト長』『カラーコード(ライ角)』『グリップサイズ』と、
色々調べてきたので少し疲れてしまったかもしれませんね。
後は残り2つ!ピッタリなシャフトとモデルが決まればバッチリです。
シャフトの選択ですが、基本的には7番アイアンのキャリーと、
スイングスピードやフィーリング(好み)などによって決まります。
ですが、シャフト選択は人によって好みにばらつきがあるため、
当店ではお客様に相談のメールを頂くことが多い項目ですね。
シャフトの違いはボールの飛び方にどんな影響があるの?
シャフトの違いはボールの弾道や距離に影響を与えます。
一般的には、
硬すぎるシャフトは弾道が低く転がりが大きいためコントロールしづらい
柔らかすぎるシャフトはボールが浮き上がるため飛距離に難がある
と言われています。
※上記は一般的なゴルファーの傾向です。
グラファイトシャフト VS スチールシャフト
ピンのアイアンで選択できるシャフトは大きく分けて2種類あります。
やや柔らかめで軽く、良くしなる『グラファイト(カーボン)シャフト』と、
重量があり硬く、スイング時の反動が大きい『スチールシャフト』です。
もちろん軽ければいい、重ければいいというわけではないので、
プレイヤーの個性に合わせてシャフトを選ぶ必要があります。
シャフトの選択はその方の球の高さや7番アイアンのキャリーによって、
適正なスペックはかなりバラバラになります。
目安としては、7番アイアンのキャリーによって
・90〜113ヤード:カーボンシャフトのLadies、Soft R、スチールシャフトのSoft R
・101〜132ヤード:カーボンシャフトのLadies、Soft R、スチールシャフトのSoft R、R
・108〜137ヤード:カーボンシャフトのSoft R、R、S、スチールシャフトのSoft R、R、S
・108〜137ヤード:カーボンシャフトのSoft R、R、S、スチールシャフトのSoft R、R、S
・108〜137ヤード:カーボンシャフトのSoft R、R、S、スチールシャフトのSoft R、R、S
・132〜162ヤード:カーボンシャフトのR、S、スチールシャフトのR、S、X
・148ヤード〜:カーボンシャフトのS、スチールシャフトのS、X
以上のように分けられます。
上記の目安はシャフトのスペックが同一のものもありますが、
飛距離が出ていれば出ているほど、
ハードなスペックを選択した方が球の曲がりは抑えられます。
例えば7番アイアンの飛距離が122〜152ヤードの場合、
カーボンシャフトのSoft RからSまで使えますが、
より硬いSのシャフトを使った方が球筋は安定します。
シャフトの選択に関してはピン公式サイトの「nFlight WEB」で正確に求めることが可能です。
コラム:スチールシャフトの衝撃を和らげる「クッシン・インサート」
スチールシャフトはグラファイトシャフトに比べ反動が大きいため、
ミスヒットした時の好ましくない感触も手に残りがちです。
またゴルフに限らず、好ましくない感触を筋肉が学習してしまうと、
以降のプレーにも悪影響を及ぼすということは良く知られています。
ピン独自のサービスである『クッシン・インサート』は、
シャフト内部にクッションとなる素材を挿入することで打感を改善し、
手に伝わる悪い感触を緩和しポジティブな心理を保つオプションです。
クッシンの挿入をご希望の場合はその旨お伝え下さい。
※クッシンの挿入には追加で1,080円かかります。
※シャフト重量は10g増加します。
※一部のスチールシャフトとグラファイトシャフト(全種類)へのクッシン挿入はできません。
さて、これでピンのアイアンを注文する際に必要な情報はほぼ出揃いました。
最後はモデルの選択ですが、「はじめてのピン」では初心者でも優しく振れる、
ベーシックなモデルを紹介していく予定です。それでは、お楽しみに☆