Extra Report 11_05.

『G15シリーズ&i15シリーズ、INパターシリーズの試打会に行ってきました!その5』

【シンプルに易しさが増したG15アイアン】
そしてお待ちかねのG15アイアンですが、
構えた際の見た目はG10アイアンとそっくりです。
ご覧の通り、構えた時のイメージはG10アイアンとほとんど変わりません。ただ、打ってみて気づいたんですが以前より若干ロフトが立ってますね。
また、よくよく見てみるとトゥ側に何か黒い物体が埋め込まれていて、
聞いてみるとこれは打感を良くするための工夫とのこと。※1
ちょっとわかりにくいですが、トゥの内側に黒い物体が埋め込まれています。i15アイアンにも装着されているように見えましたが、番手によって付いていないものも。
またCTPに装着されているウェイトの脱落が多かったからなのか、
今回はCTPの形状を変更して脱落しにくくしたとのこと。※2
当店もよくお客様から
「ウェイトが取れちゃったんだけどどうしよう?」
というお問い合わせをよくいただくので、これはいい変更だと思います。※3
確かに以前の楕円形のCTPとは違い、シャープなデザインですね。CTPとソールを密着させない「フローティングCTP」が低・深重心化の要とのこと。
ちなみに
この改良でキャビティ部が7g軽量化できたため、浮いた重量をヘッドの後方に移動させてより低重心化を推し進めた
そうです。
今回ストロングロフトになったのも、低重心になったことで
より球が上がりやすくなったのが理由なのかな、と。



【番手ごとの独自設計でより扱いやすくなったi15アイアン】
続いてi15アイアンですが、
i10アイアンがお気に入りの方は今から買い替えを検討してOK
だと思います。これはお勧めです。

トゥにタングステンのウェイトが埋め込まれて更にやさしくなっているだけでなく、
ロングアイアンになるにつれてヘッドそのものが大きくなるよう設計されていて
長い番手が従来モデルより「遥かに」やさしくなっています。
仕上げに関しては特に説明を受けませんでしたが、非常に美しいヘッドだと思います。トゥにウェイトが埋め込まれたことで、i10アイアンより大幅に慣性モーメントがアップ。
また、ご覧の通り3番アイアンと8番アイアンではヘッドサイズ自体が大きく異なります。i15アイアンとG15アイアンの比較「ではなく」、同じi15アイアンの番手違いです。
今までもロングアイアンになるにつれてグースが強くなる、
「レス・オフセット」がピンのアイアンの魅力のひとつ
でしたが、
今回のようにヘッドサイズそのものが変わっていく、
という試みはおそらく初めてではないでしょうか。
マスターズ優勝のカブレラも2番アイアンはG10。その辺の意見が開発に影響を与えたのかな、
と勝手に想像しています(笑)。
やはりロングアイアンでヘッドが小さいと不安になりますもんね。

実際管理人は3番も試打してみましたが、これが想像以上に打ちやすかったです。
今までロングアイアンはG10、ミドル〜ショートはi10という組み合わせにしていた方も、
今回は全番手をi15で揃えてしまっても問題ないんじゃないかなと。
これは3番だったと思います(確認し忘れてしまいました…スイマセン)が、1枚目の写真の番手と違い、トゥにG15アイアンと同じ黒い挿入物が入っています。
上の写真はキャビティ部分のアップですが、
ロングアイアンをやさしくする工夫が随所に施されていることがわかります。
8番のソール。G15は短い番手になるにつれてソールが広くなりますが、i15の場合はやさしさを増すためなのか、長い番手でほんのわずかソール幅が広くなっていました。
ちなみに、i15アイアンのロフトですが、
G15アイアンほどではないもののロフトがi10に比べ少し立っています。
これも低重心化が進み、球を上げやすくなったことが理由と考えて間違いないでしょう。



巨大ハンバーガーで一休みした後は、「INパター」の紹介です!

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