トップページピンのおはなしExtra Report 10_04
Extra Report 10_04.【一進一退の攻防。白熱する後半戦】
そして勝負はついに後半3ホールへと突入。
ここからはやや難しいパー4が続きます。
ふと空を仰ぎ見れば、いつしか立ち込める雨雲。
ううむ…この先の戦況を暗示するかのようです(大げさですね^^;)。
さてこの16番ですが、難度の高い後半3ホールの中でもクセが無い部類に入ります。
2打目が打ち上げで、グリーン面すら見えないという状態になりますが、
これも17番(途中からフェアウェイが無い上、16番よりもひどい打ち上げ)と
18番(377ヤードのIN最長となるパー4)に比べればはるかにマシ。
特にCHIPOで17・18番をボギーで抜けるのは容易じゃないので、
社長もこのホールはぜひボギーで切り抜けたいと考えていることでしょう。
そんな社長の一打目は…
う〜むむ。社長、安定してます。
この企画、CHIPO1本だけでラウンドするといういわゆる「ネタ対決」なのに、
なんか途中から普通のゴルフ勝負みたいになっちゃってるじゃないですか(^_^;)。
対する管理人はドライバーショットが良かったものの、
2打目が「ここで出るか」の大ダフり。
そこからウェッジで何とかグリーンを捉えますが、
社長の様子を見る限り差を詰めるのは難しいな〜とガックリ。
嘆く管理人をよそに社長はあっさりと3オン。
2パットもまぁ問題ないだろうという距離に持ってきました※1。
ゆるい上りで、力加減もそれほど難しくないパット。
…と、高をくくっていたのがいけなかったのか、
社長のパットは2メートル半のオーバー!
2メートル半…普通のパターを使っていても1パット確定とは言えない距離ですよね。
しかも社長はCHIPOしか持っていません。これは痛恨のミスといえるでしょう。
残り2ホールが難関なのはわかっているので、社長もかなり渋い顔。
果たしてボギーパットをねじ込めるか…?
悔しそうな社長をよそに、管理人は2パットで無難にボギー。
前のホールで失った1打を取り戻し、勝負は振り出しへと戻りました!
【パットの借りは…?】
そして続くは17番。ここ北見カントリークラブが誇る名物ホールです。
1打目は左のOBが怖い強烈な打ち下ろしで、
2打目はグリーン面どころかフラッグすら全く見えない打ち上げ。
ティショット、セカンドショット共に気を抜けない難ホールです。
管理人は「ティショットで社長がさっきのミスをひきずるかな?」
と少〜しだけ期待しましたが(笑)、社長はそんな素振りを微塵も見せず、
フェアウェイをあっさりとキープ。…さすがです。
先に打った管理人が左を怖がってどスライスしたのとは対照的に、
綺麗なドローでフェアウェイの平坦な位置まで運んできました。
さて、社長はここから先が茨の道。
このホール、フェアウェイがあるのは今社長がいる場所と、
その先に見える小さな盆地部分だけなんですよね(^_^;)。
当然CHIPOでは2オンさせられないので3打目勝負になるわけですが、
その3打目が「強烈な左足上がりのラフから」という、
普通のクラブセットでもかなり過酷な状況になります。
ここを社長がどう切り抜けるか、ちょっと見所ですね。
連続してきついショットを強いられる社長。
フルセットならともかく、CHIPO1本でやっているわけですからね…
ちなみに管理人は2打目をバンカーに入れたものの、
そこから2パット圏内まで持っていきボギーは確実な状況です。
さて、社長の4打目ですが…
管理人は1パット目を残り50cm弱につけ、社長のパットを待ちます。
社長がこれを1パットで決めれば勝敗は最終ホール持ち越しが濃厚。
ここは外せないところです。
おっとこれは…(^_^;)。
2枚上の写真だとベタピンに見えたんですが、
実際近寄ってみるとOKパットとは言えない距離が残っていました。
ありがちなケースですが、予想外なだけに「ウッ」となりますよね。
というわけで、ここは動画をどうぞ。
ナイスイン!
管理人もボギーパットを決めたため、
結局このホールでは差がつかず勝負は最終ホールへ…
【どうなる?最終ホール!】
ついに来ました。最終ホールです。
377ヤードと数字上はあまり長く感じないんですが、
実際にラウンドしてみるとなぜか2打目をショートしてしまう、
どうにも嫌なタイプのホールです。
このホールでは社長の全ショットをムービーで撮影しましたので、
ドドッと一気にご紹介。まずはティショットからです。
上の動画では「完璧」とか自画自賛しちゃってますが、確かにいい位置…。
そして社長の2打目ですが、これもフェアウェイをキープ。
うーん、この調子だと勝負がつかないかも…?
ちなみに2打目終了時点での状況はこんな感じ。
管理人が若干有利といった感じでしょうか?
もし社長が3打目でグリーンを捉えられなかったら、
4打目で相当いいアプローチをしないといけないわけで…
果たしてうまくグリーンを捉えられるか?社長の3打目です!
クルッと振り向いた社長を見るに、いい感じの様子…?
これはグリーンに乗ったかな?
社長、良く見ると3打目はきっちりコントロールショットしてます。
管理人は無理に2オンを狙ったのが良くなかったのか、
3打目で力を抜きすぎてラフに食われ、グリーン手前でストップ。
しかし4打目のアプローチで50cm強の地点まで寄せてなんとか一息。
ここでマークし、社長のパーパットを待ちます。
社長がパーパットをカップインすればそこで試合終了、
外せばまだ管理人にも目はあります。
果たして…
管理人の「これはオーバーだ…」の声が入っちゃってますね(^_^;)。
下の写真をご覧いただければわかると思いますが、もうボギーは絶望的な状況。
逆に管理人は50cm強のボギーパットを決めれば勝利確定なので、
この時点でかなり気が楽になっていました。
というわけで、社長のボギーパットをご覧頂きましょう。
え?
えぇぇぇぇ〜〜!?
入れちゃいましたよこの人!
いや、社長を「この人」とか言っちゃいけないと思いますが、
よりによってなんでまた最終ホールで決めるんですか!
この対決中、一度も中〜長距離パットは入ってなかったってのに…
このパットに動揺したのか、管理人はあの短い距離をミスパット…
最後の最後で社長がボギー、管理人がダボとなり、
なんとわずか1打差(社長が「49」、管理人が「50」)
で逆転負け! ちょっと(管理人的には)信じられないような結末です。
管理人は社長がパーパットをオーバーした時点で「勝った」と思っていたので、
社長がボギーパットを決めた時は既に頭がボンヤリしてましたね…(-_-;)。
「この企画、無かったことにしようか」とほんのちょっと思いました(笑)。
いや〜、でも楽しかったです。
ピンの売りである「フィッティング」とは大幅にかけ離れた内容ですし※1、
完全なネタ企画ではありましたが、たまにはこういうのもいいんじゃないかと。
また、当初の予想を大幅に超えた長文になってしまったにもかかわらず、
最後まで読んで頂いた方には本当に感謝しています。
当サイトを見てCHIPOをご注文頂いた方も多いので、
この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
今回残念ながら管理人は負けてしまいましたが、
社長は他にも挑戦者を募集中とのこと。
「自分も挑戦したい!」と思った方はぜひ北見に遊びに来てください。
そして管理人の仇を取っていただければ幸いです…(^_^;)
長々とお付き合いいただきありがとうございました!トップページへ戻ります!