Extra Report 18_07.

『i25シリーズ&カーステンシリーズ特集!その7(カーステン TRパター)』

【ついにカーステンシリーズパターにもTR溝が搭載!】
さぁ、2014年新モデル特集もこれで最後!
カーステン TRパター 』の特集です!

カーステン TRパターには前作(カーステン 1959パター
に無い様々な機能が追加されましたが、
最もスコアに影響するであろう変更点は、やはりTR溝の搭載でしょう。
『TR溝(True Roll溝)』。ご存知でしょうか。
2013年発売の「スコッツデール TRパター」に初めて搭載された、
「芯に当てても」「芯を外しても」ボールの反発力がほぼ一定になるという、ピン独自の画期的な溝構造です。
芯を外しても反発力が変わらないということは、
たとえファーストパットで芯を外してしまっても、
芯で捉えたのと同じくらいボールが転がってくれる
ということ。

その結果、最初のパットがカップに寄りきらないという状況が減り、
3パットの確率も減少。スコアアップに繋がる、というわけです。
TR溝の構造部分をクローズアップ。芯にあたる部分の溝は深く、その周辺が薄くなるよう設計されています。
ちなみにカーステン TRパターの『TR溝』は、
17-4ステンレスのフェースに直接削り出されています。
フェースインサートに溝を付けている「スコッツデール TRパター」と異なり、
一体感を高めて打感を柔らかくする効果もあるようですね。

またピンの公式発表によると、
前作に比べボールの初速は50%も安定
しているとのこと。これは凄いですね。
前作カーステン 1959パターが既にヘッドの製造をストップしていることを考えると、
今回のカーステン TRパターには余程の自信があると見て良さそうです。


【ラインナップはクラシックモデルが中心!】
ちなみに今作のヘッドラインナップですが、
ピンに昔からあるクラシックなモデルが中心です。
アンサー2アンサー5※1B60パルジング

原点回帰の意味合いを込めてでしょうか、
ヘッドには今は亡きベリリウムカッパーを彷彿させる、
「カッパーPVD」仕上げが施されて
います。これがなかなかシブいです。
カーステン TRパター B60。
市場にあるパターは大半が白や黒、銀色といった仕上げなので、
カーステン TRパターのクラシカルな色合いはかなり目立つ気がしますね。


そしてもう一つの変更点が、
長さ調整機能付きシャフトの採用です。31〜38インチまで自由に長さを調整することができます。(長さ調整機能無しのモデルもあり)
この機能、フィッティングできない環境にいる方にとっては非常に便利。
自分の身長や構え方に合わせていくらでも調整できますからね。

ちなみにカップインの確率が統計的に最も高いのは、
何気なく構えた時に左目の下にボールが来るような長さ
です。
押し出し、引っ掛けなどに常時悩まされている方は、
この長さ調整機能付きモデルでセルフフィッティングするのもお勧めですよ。


また前作に搭載されていたバックフェースに挿入されるインサートですが、
バックフェースに挿入されるインサート。
今作でも引き続き採用されています。
フェース背面に装着することで衝撃吸収、打感向上、周辺重量配分効果をもたらします。



【クラシックで難しい(でも憧れる)モデルを易しく使いやすく】

カーステン TRパター。
前作と比較しても格段に性能がアップしている非常にお勧めのモデルです。
また、管理人がこのモデルを色々な方にお試し頂きたい個人的な理由として、
「芯が小さくヘッドのブレやすいアンサー型でも易しい」
という点を挙げておきたいと思います。

管理人はずっと大型マレットを使っているので、

「ストローク中のヘッドのブレにくさ」
「芯(スイートスポット)の大きさ」

に慣れきってしまっています。
大型マレットは多少芯を外しても距離感はそれほどブレません※2し、
ストロークもオートマチックにできるので楽なんですよね。


でも、やはりアンサー型のシャープな機能美に憧れる部分はあるわけです。
他の人が使うのを見ていて「格好いいなぁ」と。

それでたまに試してみたりもするわけですが、
ロングパットの距離感がなかなか合わない…。

それは何が原因なのかというと、やはり芯を外しているから。
マレットに比べストロークが安定しにくいアンサー型は、
テークバックの大きいロングパットでどうしても不利になります。
(管理人のようなへなちょこゴルファーなら尚更です)

しかし、カーステン TRパターなら芯を外してもきちんと転がってくれます。
『TR溝』のお陰で、芯を外しても反発力が変わらないからです。
これは「アンサー型を使いたくても使えなかった」方にとって、
まさに朗報でしょう。

「一度アンサータイプのパターを使ってみたい!」とお考えの方は、
このカーステン TRパターをまず手に取ってみてください。
思ったほどアンサー型が難しくないので驚かれるはずです。


【2014年度新製品に関するまとめ】
今回の特集、いかがでしたか?
i25シリーズにカーステンシリーズ、どちらも個性的なラインナップでしたね。
ラプチャードライビングアイアンケッチパターなど、
アメリカでは既に発表されているものの、
日本では発売未定というモデルも実はあります。

「何それ欲しい!」という方は、
今年のジャパンゴルフフェアでピンに直接要望しまくってみてください(^m^)。

それでは、次回の特集でまたお会いしましょう!
次は社長のシミュレーションゴルフ初体験記になるかと思います。お楽しみに!




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