Extra Report 14_06.

『G20シリーズ&アンサーウェッジ・パター&シドニーパターの新製品発表会に行ってきました!その6』

【G20ドライバー試打インプレッション】
もちろん発表会の後には試打してみましたので、どんな感じだったか感想をば。

まず打感と打音ですが、G15とそれほど変わっているようには感じませんでした。
G15同様、相変わらず心地よい打感・打音を維持しています。
そして標準装着されるシャフトは「TFC330D」と「TFC330D Tour」の2種類。左の黒いシャフトが「TFC330D」、右のグレーのシャフトが「TFC330D Tour」です。
恐らくオプションシャフトは今後増えていくと思いますが、
今回のクラブの特性上、まずは「TFC330D」を試打してもらいたいところです。
ハイバランスポイントになっているとのことでしたが、
実際に振ってみると特に違和感は感じません。
クセが無くコントロールしやすい、ピンらしさのある標準シャフトだと思います。

ちなみに「TFC330D Tour」は硬い!!!!
Sフレックスで日本のXと同じくらいの硬さを感じました。これは棒です(笑)。
球は右に行くわ左に行くわで、ハードヒッターじゃないときついですね。
「Tour」という名前が格好いいので思わず選びたくなってしまいますが、選ぶ前には必ずフィッティング(または試打)してからにしましょうね。
RやSRは中調子になっている分まだ何とかタイミングを取って振れます。
弾道調整やタイミングの取りやすさなどで「Tour」を選ぶ人もいるかもしれませんが、
間違いなくフィッティングは必須。市場に出回るのも「TFC330D」が主になると思います。

球の上がりやすさは若干変わったかな?といった程度でしたが、
出球の強さはG15に比べかなりアップしています(重さを感じる球が出ます)。
またミスの許容範囲はより拡大した感がありますね。
多少のミスではそれほど打感が変わりません。

最後に構えやすさですが、G15に比べて顔つきが丸くなり構えやすくなった気がします。
ヒール側が少し膨らんだ影響があると思いますが、
綺麗な洋ナシ形で上級者も満足できそうな感じでしたね。
アライメントはG15と同様の形状ですので、違和感は無いかと思います。
構えた感じはご覧の通り、クラシックでクセの無い顔つき。G15ほど特徴的な感じではないぶんより幅広い層にアピールできそうです。
とまぁ、G20ドライバーについては大体こんなところでしょうか。
やはり今回のドライバーで一番印象に残ったのは出球の強さ。
サンドバッグに球を打ち込んでも「ドムッ」と埋まっていきそうな重く、
力感を感じる出球がとても魅力的に感じました。



今回も高性能!次ページではG20フェアウェイウッドを特集します!

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