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Extra Report 13_05.【クラシックモデルが増えたカーステン1959パター】
もちろんイベントの合間にも沢山写真を撮影してきました。
下は新商品のカーステン1959パターですが、
「マイデイ」や「アンサーX」などクラシックなモデルが増えていましたね。
小型ヘッドでフェースバランスのモデルは少ないですから、
アンサーXの登場をありがたいと感じる方は多いかもしれません。
もう一つのクラシックモデルが「マイデイ」。
クランクネックにジングタイプのヘッドを装着した、いいとこどりのモデルです。
ちなみに上のコメントに「アンサーとジングの中間くらい」とさりげなく書いていますが、
これだけだとどういうことかわからないという方も多いと思いますので説明しますね。
上の写真をご覧頂ければおわかり頂けると思いますが、
3種類のうち最もトゥが下を向いているのがジングで、アンサー2はその逆。
マイデイはアンサー2とジングの中間くらいの角度になっていますね。
これが何を意味するかと言いますと、ヘッドの返りにくさを表します。
トゥが重いジングはヘッドが返りにくいため、最もひっかけにくくなります。
ジングに比べるとひっかけやすいのがアンサー2で、その中間がマイデイになるわけです。
ピンのパターは非常に沢山の種類がありますが、
このように特徴分けすることでフィッティングの幅を広げています。
ちなみにB60はクレイジーとアンサー2の中間くらいにあたるモデルですね。
どちらかというと押し出しが多いかな…?という方に向いているパターです。
(もちろん、パッティング軌道にもよりますので一概には言えませんが)
そのほか、今回ラインナップされたモデルの原型となった、
旧モデルのヘッドも数多く展示されていましたのでご覧ください。
きちんと今回の新商品に関連したモデルのみ選んでいるのが憎いですね。
1-Aのみちょっと異色ですが、これはピンの元祖的なモデルですから外せません。
昔からピンを好きな方には感涙の展示だったのではないでしょうか。
【EYE2 XGウェッジ、ついに登場!】
新パターを十分堪能した後は、お楽しみのEYE2 XGウェッジをチェック!
塚田プロのブログなどで写真は見ていましたが、実物を見るのは初めて。
まずは写真をご覧ください!
何度かサイトでも書いているのでご存知の方も多いかもしれませんが、
「XG」は「Ten(X) Groove」の略で、2010年溝規制に対応していることを表しています。
意外とヘッドは小ぶりで、操作性の良さそうな印象。
さすが名器といいますか、構えた時の座りの良さがたまらないですね。
ZingにISI、i5やラプチャー、G15など、ピンのクラブは独特の魅力に溢れていますが、
やはりEYE2には他とは違う、別格な魅力を感じてしまう管理人でした※1。
というわけで管理人は無我夢中でウェッジの写真を撮っていたんですが、
ここで思わぬ人と再会!
イベントの性格上、知っている方に会うことも多いとは思うんですが、
それでも、遠方の地で顔見知りの方に会う嬉しさは格別なものがあります※2。
O様のご迷惑も省みず、管理人はEYE2談義を展開してしまいました(スミマセン…)。
その後も管理人は黙々と写真撮影を続行。
今回はロブウェッジも展示されていたので、そちらも写真でご紹介しますね。
今回はEYE2 XGウェッジのお披露目ということもあってか、
その他のEYE2(EYE2+、EYE2ドット)も一同に展示されていました。
こういった展示はピンが歴史あるメーカーということをアピールできていいと思います。
EYE2アイアンだけでこれだけ種類が分かれているというのはかなりの
驚きだと思いますし、ブランドイメージのアップにも繋がるんじゃないかなと。
【ボブ・ツエーが使用していた幻のゴールドウェッジも!】
そして今回のJGFでは、まず見ることのできないピンのお宝も展示されていました。
この金色のウェッジがなぜ「お宝」なのか、説明しましょう。
ピンでは自社のパターを使ってツアー優勝したプロに対し、
ネーム入りのゴールドパターを贈呈しています。
(1本は優勝者に、そしてもう1本はモニュメントとしてピン本社に保管)
しかし1986年に行われた全米プロゴルフ選手権最終日のことです。
優勝に最も近かったグレッグ・ノーマンのミスに助けられ、
トップを狙える位置につけたピン契約プロのボブ・ツエー。
なんと彼は最終ホールでバンカーからのチップインを決め、
グレッグ・ノーマンから見事優勝をさらってしまったのです。
彼が最後のショットに使用していたのはパターではなかったため、
同スペックのゴールドサンドウェッジをパターの代わりに贈呈しました。
それがここに展示されている金のウェッジというわけです。
この当時のムービーを発見しましたので、ぜひご覧ください。
(ボブ・ツエーのバンカーショットは1:08からです)
う〜ん、リアルタイムで見ていた方は興奮したでしょうね。
今回展示されていたウェッジは本来ピン本社の「ゴールドパタールーム」に、
厳重保管されているようなアイテムです。
今回見ることができて、本当に眼福でした。
【リアルピンマン登場!?】
さて、それではJGF見学に戻るとしましょう。
アクセサリの新商品は今回少なかったのですが、新デザインのボストンバッグや
新色のカートバッグなど、「おっ」と思わせるアイテムもいくつか。
最近のピンのアクセサリはデザインが綺麗なものが多いですね。
以前の「アメリカ!」といった感じの無骨なデザインも好きでしたが、
今のスマートな感じもなかなかお洒落でいいと思います。
このカートバッグ(↑)は会場でもかなり目立っていました。
管理人もこのバッグはちょっと欲しいな〜…と(笑)。
スポーティな格好に合いそうなカートバッグですよね。
また、下の写真は契約プロのセッティングを展示したコーナー。
塚田プロはEYE2 XGウェッジが早速セッティングに加わっていました。
他のメーカーさんと比べてもピンの展示は個性的ですよね。
スタッフの方は「もっと立派なブースもあるからね〜」と謙遜されていましたが、
通りいっぺんの展示よりよほど魅力のあるコーナーになっていたと思います。
なんといっても…
この着ぐるみ、中に入っている人の名前を聞いて社長は大笑い。
微妙に突き抜けきらない動きで場を盛り上げていたと思います(笑)。
ピンゴルフジャパンスタッフのYさん、お疲れ様でした〜※3。
というわけで、2011年度のジャパンゴルフフェア見学レビューもここまで!
今年はEYE2 XGウェッジ効果もあって非常に盛り上がっていましたね。
もしメジャーで優勝するなんてことがあったら、またEYE2ブームが来るかも…