Extra Report 10_03.

『熱闘!CHIPO対決!(その3)』

【CHIPOの弱点が露呈?】
痛恨のミスで1打ビハインドの管理人ですが、勝負は始まったばかり。
気合を入れ直して次のホール(11番)へ向かいます。

このホールの社長はティショットをフェアウェイキープし、
セカンドで残り約40〜50ヤード地点と悪くない組み立て。
「さすが安定してるな〜」と思っていましたが、そこに罠が潜んでいました。
11番ホールのティショットはまたもフェアウェイど真ん中。このセカンドはやや右に抜け、ラフに落ちてグリーン手前40ヤード地点に。
というのも、チッポはウェッジと違ってロフトが立っているので、
40〜50ヤードという距離から直接グリーンに落としてしまうと、
まず球が止まってくれないんですね。

なのでエッジより更に手前の芝面に落とし、
かつ芝に食われずにグリーン上を転がる程度のスピードは残す。
そんなシビアで繊細なワザを要求されるわけです。
この位置から3打目。左端に見えるのがピンです。「ここから5番アイアンで打つ」と考えてもらえば、その難しさが実感できるかも。
で、社長の3打目ですが…上の写真をご覧ください。
2打目でこの位置(ラフ)に行ってしまったので花道は使えません。
かといってこの距離で直接オンさせたら100%オーバー。厳しい状況です。

果敢にギリギリの位置を狙っていくものの、残念ながら
社長の3打目はグリーン手前10ヤードでラフに食われて止まり、
そこから寄らず入らずでダボ。
ゆるく右に折れていくパー4。
…上では「寄らず入らず」と簡単に書いてしまいましたが、
パッティングもチッポで行っていることを考えるとそう軽々しく書けませんよね^^;

ちなみにこのホールはこんな感じでした。
管理人が2打目でまったく飛んでいないのは、木に当ててしまったからです。
最初のティーショットの時点で右に曲げすぎですね※1
2人ともダボを叩いたので管理人の1打ビハインドは変わっていません。


【ここでついに管理人が逆転!】
そして次の12番(ショートホール)。
こちらはお互いボギーでスコアは変わらず。
12番ホールのティショットはまたも(CHIPOで寄せるには)難しい位置に。それでも2パット圏内に持っていくんですからさすが。
続く13番(ロングホール)ですが… 13番のロング(501ヤード)。左に下り落ちていくようなホールなのでロングヒッターなら2オンもありますが…。
今回の対決で最長となるホールに社長大苦戦。
きちんとヒットし、なおかつフェアウェイをキープしているのに前に進みません。
3打目がこの位置なのはさすがにキビシイ…。1打目も2打目もフェアウェイをキープしているんですが…。
4打目でやっとグリーン周りまで到達するものの、
4打目はバンカーに行ったかと思われたものの、なんとかセーフ。とはいえ5打目がこの位置だと1パット圏内に寄せてもボギーしか取れません。大ピンチ。
ご覧の通りCHIPOで寄せるにはグリーンまでの距離がありすぎます。
11番ホールと同じパターン。直接乗せれば間違いなくオーバーです。
社長の1打は果たして…
おおおおぉぉっ!?これは、もしかして…
さよ〜ならぁ〜(笑)。下りなのでどうしてもこうなっちゃいますね〜。
残念ながら社長はここから2パットでダブルボギー。
奇跡的なウェッジショットを決めた管理人が※2パーを奪取し、
ここでついにスコアは逆転!社長が1打ビハインドとなります。


【社長のミラクルショット炸裂!?】
続く14番ホールではお互いにグダグダなゴルフを展開。
管理人はアイアンでOB、社長はティショットでラフに食われ前に進めずと、
ホールアウトした時に「今のホールは酷かったな」「無かったことにしましょう」
などと愚痴りあう始末※3
お互いあまりに酷かった14番ホール。社長はここから3パット(3チップ?)してました。普段はパットの名手なんですが…
社長はともかくこちらは普通のクラブセッティングなのに、情けないですね(^_^;)。
ちなみに2人ともトリプルボギーでした。よって差は変わらず、管理人が1打リード。
そして迎えた15番ホール。打ち下ろしのショートです。170ヤードとCHIPOで1オンを狙うには最適な距離。
このホールはなんとなくいいショットが来るかも、という予感がしました。
社長もミドルホールでパーを取るのが難しいのは既に承知のはず。
特にこれから先の3ホールは距離も長く、CHIPOでは2オンすらままなりません。

となると、パーが狙えるのはこのホールが実質最後になります。
上の写真では笑っていますが、社長も静かに闘志を燃やしている様子でした。
勝負のキーポイントになりそうなこの1打、果たしてどうなるのか?



来ました!見事な1オン!
グリーンを見事に捉えた社長の1打。パーが現実的に狙える位置に初めて到達したことになります。
管理人は1打目をバンカーに入れており、そこからグリーンに乗せるものの全く寄らず。
2パットも難しいような位置です。社長はバーディパットを外すもののいい位置へ。
惜しくもバーディは逃したもののこの位置からのパーパット。この勝負初となる社長のパーを…
見事にゲット!バーディを取った時よりも更に社長の表情がほころんでます(笑)。
管理人は残念ながら3パットしてしまい、2オン3パットのダボ。
1打あったビハインドも社長のパーで一気に逆転です…

しかし残りの3ホールは距離のあるパー4。
まだまだこちらに分はあると信じて頑張りますよ〜♪

最終3ホールの結果は?こちらをどうぞ!

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