Extra Report 09_04.

『Rapture V2 & iWiパターの試打会に行ってきました!その4』

【球の上がりやすさは抜群!のラプチャーV2フェアウェイウッド。】
そして次に試打してみたのはラプチャーV2フェアウェイウッドです。
G10に比べ背の高いフェースや、やや大型のヘッドはそのままな感じですね。
ただ、初代ラプチャーと比べると気持ち小ぶりになったような気もします。
ラプチャーV2フェアウェイウッド。初代に比べ少しシャローフェース気味でしょうか。スコアラインの入り方も初代とは変わり、G10のようなシンプルな感じになりました。
ちなみに打感についてなんですが、
初代ラプチャーのように一瞬で球がフェースから離れていく感じではなく、
G10のようにフェースと球が接している時間が長い感じに変わっていました。
恐らくフェースの素材が17-4ステンレスに変わったことが影響していると思います。
ロフトは3番で16度(!)。G2の3番が14度、G10の3番が15度だったので、かなり思いきって寝かせてますね。それだけ低スピンに自信があるということでしょうか。
そして驚いたのが、3番ウッドでロフトが16度もあることです^^;
上の写真説明を見てもらえるとわかるとおり、G2の頃は14度だったんですよね…。
勿論これだけロフトを寝かせているわけですから、ものすっごく易しいです。
3番とは思えないくらい球が上がりまくります(笑)。

で、ドライバーと同じように、やっぱり弾道が山なりなんですよね。
これは相当スピン量を抑えることにこだわって作ってるなぁと実感しました。
このスプーンが一本あれば、飛ばし屋の方ならドライバー不要かも…
今回は標準シャフトの特性がわかりやすい※1ので、フィッティングもしやすそうです。



【打ち込まなくても球が上がる、ラプチャーV2ハイブリッド】
次に試打をしたのはラプチャーV2ハイブリッド。
こちらはまず最初に「打感が変わったな」と強く感じました。
当たった時の感触はG10ハイブリッドにかなり近くなっていたと思います。
カタログを見ると、素材もG10同様の17-4ステンレススチールになっていました。
なるほど納得、といった感じです。
ラプチャーV2ハイブリッドのソール。こちらは左用ですね。タングステン製のソールは厚さが2段階になっていて、より球が上がりやすくなっています。
そして次に感じたのは「初代より球が上がりやすくなったなぁ」と。
当店の社長に初代ラプチャーハイブリッドについて
問い合わせをしたことがある方はご存知かもしれませんが、
「ラプチャーハイブリッドは打ち込んだ方が上がりやすいですよ」
というアドバイスを受けていると思いいます。
実際、しっかり打ち込んだ方が球が上がりやすいんですよね。
横から見た形状そのものは初代ラプチャーとそれほど大差ありません。ただ、ヘッドの内側には初代ラプチャーに無かった機能が満載です。
ただ、今回のラプチャーV2ハイブリッドは、
そこまで打ち込まなくてもちょうどいい高弾道を打つことができました。
吹け上がりすぎず、かといって低すぎずといった感じの弾道ですね。
これなら長いミドルホールの2打目でもグリーンを狙っていけそうです。

実は初代ラプチャーは筆者も使っていて大変重宝しているんですが、
ごく稀に
『球が上がらず』
『低い弾道でランが激しく出て』
『その勢いのままグリーンオーバー』

ということがありました。
ラプチャーV2ハイブリッドのフェース面。外から見る分には初代ラプチャーハイブリッドと瓜二つですね(^_^;)
ただ今回のラプチャーV2ハイブリッドは、
そういったミスヒットをした場合でも一定の高さが出てくれる感じですね。
ミスをフォローしてくれる力が強まった、という言い方が一番近いかもしれません。
ボギーをパーにしてくれる、とまでいうと言いすぎかもしれませんが、
これはなかなか頼りになりそうだという印象を受けました。



【今回の新作の中でも最高の易しさ。ラプチャーV2 J アイアン】
あ〜、やっとこのアイアンの記事が書けます(笑)。
結論から申しますと、
「易しすぎる!!飛びすぎる!!」
の一言です。

『ソールのほぼ全面をタングステンに変える』というだけで、
どうしてこんなにも易しくなるんだろう?と、
まるで狐につままれたようでした。

ちなみにロフトを立たせているということもあり、
従来モデルとは約1番手飛距離が違うと考えてください。
で、ロフトが立ってるのに初代ラプチャーより更に易しい※1と考えてください(^_^;)
あまりに易しすぎて驚愕したのがラプチャーV2 J アイアン。これはいいです。お勧めです。
ソールは滑りまくりで抜けは最高、球は良く上がるし飛距離も抜群。
何より方向性が素晴らしいです。テークバックで真っ直ぐ引ければ、
後は何も考えなくてもいいくらいです。どれだけ慣性モーメントが高いのか…

ちょっと褒めすぎに感じられるかもしれませんが、
その飛距離と易しさには本当に驚きました。
筆者は今までピッチングで110ヤード前後だったのですが、
今回の試打では同じピッチングで125ヤードくらい飛んでいました。
ラプチャーV2 J アイアンのピッチングウェッジ。初代ラプチャーアイアンであれだけ素晴らしかったのに、更にその上をいくやさしさです。
6番で打たなければいけないところを7番で打てる。
9番で打たなければならないところをピッチングウェッジで打てる。
しかも今使っているクラブよりさらにやさしいわけです。
これはもう、スコアに与える影響は甚大であると確信します。


また、ロングアイアンの顔つきも実にやさしくなっています。
G2 HLアイアンのように、ちょっとユーティリティっぽい感じですね。
試打してみたのは4番アイアンなんですが、これまた実に打ちやすいです。
こちらは4番アイアン。ロングアイアンになるにつれグースが入るのは従来どおり。G2 HLアイアンを彷彿させる、アイアン型ユーティリティのような顔立ちです。
『カシュッ!』
という軽い音と気持ちいい打感を残し、
風を切り裂くような強い弾道の球が飛んでいきます。
感覚としては5番と4番の中間くらいの難しさに感じました。
ロングアイアンが苦手な方も、これなら使っていけるんじゃないでしょうか。

初代ラプチャーアイアンがとんでもなくやさしかっただけに、
試打会に来る前は正直、それ以上の上乗せは難しいだろうと考えていました。
が、今回打ってみてその認識は改めさせられたと言わざるを得ません。

あれ(初代ラプチャー)より更にやさしくできるのか…と。
おまけに飛距離まで伸びているわけですから、
やはり技術力・開発力がズバ抜けているんだな、と脱帽してしまいました…。
今回の新モデルの中でも最大の人気商品になると思います。



さて、それでは次のページへどうぞ!次はiWiパターの紹介です!

このページについて呟く このページをフェイスブックで友達に紹介する