Extra Report 18_05.

『i25シリーズ&カーステンシリーズ特集!その5(i25アイアン)』

【飛距離コントロール性能が大幅にアップ!】
大きく形状が変わったi25ハイブリッドに比べ、
i25アイアンは見た目はそれほど変わっていません。
i25アイアンとi20アイアンを比較
ただし、前作と性能面を比較してみると、
前作からの改善点
このように向上しています。
そしてこれらの性能向上の要因としては、
CTPの形状・配置場所の変更と徐々に太さの変わるスタビライジングバー
が挙げられますね。

まずはCTP※1ですが、前作より更に深く、またフェースに近い位置になりました。
これにより重心位置を低く保つことができるようになっているほか、
ウェイトを垂直に差し込む形に変えたことで打感も向上しています。
CTPの位置が変更
ちなみにこの変更には「ヘッドの上下ブレを抑える」といった効果もあります。
弾道を安定させ、飛距離のバラつきを防いでくれるわけですね。

そして新しくなったスタビライジングバーですが、
番手によって太さが変わるスタビライジングバー
ちなみにバーがもたらす効果は、
太くなればなるほど重心が高くなり、弾道は低くなる。反発力が安定しスピン量を操作しやすい。逆に細くなると重心が低くなり、弾道が高くなる。反発力が強いため飛距離を出しやすい。
ご覧の通り。
長い番手ほどバーが細く、短い番手ほどバーが太くなるよう設計されています。
S56アイアンでは既に実装されていた機能ですが、
iシリーズで採用されるのは初めてですね。

また新機能というわけではありませんが、
番手によってヘッドサイズが異なる「プログレッシブ・セット・デザイン」も採用。ロングアイアンは大きなヘッド、ミドル〜ショートアイアンはコンパクトなヘッドに設計。
ちなみにヘッドサイズだけでなくオフセットの度合いも番手によって異なります。
またショートアイアンではソールも若干狭くなっている※2ほか、
ウェッジではホーゼルを長くしてより低く操作性のある弾道が打てるように
設計されています。



【見た目はほぼ変わらず、性能のみ向上】
i20アイアンが非常に完成度の高いモデルだったので、
今作はより性能を安定させる方向に舵を切った感がありますね。

構えた際の見た目も殆ど変わりませんし、
i20からi25への移行はまったく違和感なく行えるはず。
なにより「毎回正確な距離を打つ」という、アイアン本来の役割に
クローズアップした改良が施されている
のは嬉しいところです。

ウッド類に比べると目立つ変更点はそれほど多くありませんが、
スコアには地味に影響してくる、そんなアイアンになっていると言えますね。




次はカーステンハイブリッド&カーステンアイアンにクローズアップ!

このページについて呟く このページをフェイスブックで友達に紹介する