Extra Report 03_07.

『世田谷の直営フィッティングスタジオに行ってみよう!その7』

【フィッティングスタート:アイアン編】
フィッティング用の打席はスタジオから少し進んだ場所にあります。
打席に着いて真っ先に目に飛び込んできたのはフィッティングカート。
40本以上ものアイアンがずらっと並んでいる様は「壮観」の一言につきます。
ここにあるアイアンを打ち比べて最適スペックを決めていくわけですね。

スペック違いのアイアンがずらりと並ぶフィッティングカート。右にチラッと移っているのはもう一人のフィッターのジェイソンさん。
「これだけの数から最適なものを選ぶのにどれくらいかかるんでしょう?」
とみやさんに聞いてみると「う〜ん、やっぱり1時間はかかりますね」
一人1時間…それは土日が1ヶ月待ちになるのも無理ないですね…

フィッティングはまず「身長」と「手首から床までの長さ」を測り
ヘッドの大きさやシャフトの硬さなどの好みから数本見繕って実際に
打ってもらいます。まずはここで好みに合ったシャフトはどれかなど、
大まかに方向性を決めているようです。

社長「もうちょい硬いやつの方がいいかな」みやさん「ふむ、それなら…」
社長「うん、これはなかなかいいわ」
社長「今打ち比べてみた感じだと…」みやさん「フレックスはSの方がいい感じでしたね」

何本かのアイアンを打ち比べてみて方向性が決まってきたら、
目星をつけたアイアンのライ角違いをいくつか取り出し、
ソールに感圧紙を貼り付けて、さらに打ってみます。
ライ角を決定するための重要ポイントですね。

社長「さて、これはどうかな…」
社長「もう少しフラットなのも試してみたいな」みやさん「それじゃ別のを試してみましょうか」
社長「来たねぇ〜、ど真ん中だよみやさん」みやさん「いやいや、せっかくだしもっと色々試してみましょう」

ちなみにアイアンは5本ほどのライ角違いのものを打ち比べて、
合わないものを1本ずつ弾いていく、という形で進めていくようです。
(スイングの軌道や打ち方によって最適ライ角はかなり変わるため)
最終的に残った3本を打ち比べてみると、下の写真のような結果になりました。

左のアイアンはややトゥ側にマークが付いており、右はその逆。中央が最適スペックのアイアン。感圧紙に付いたマークはど真ん中!

次はグリップの太さですが、これは手の大きさを計測せず、
打ち比べた時の感覚と方向性を逐次確認しながら決めていきました。
大量のアイアンを抱えているからこそできる芸当ですね(^^♪
その結果社長のグリップはアクアに決定!

フィッティングが終わったらシートにその結果を書き込み、
アイアンのフィッティングは完了!です!

次はドライバー、ウッド類のフィッティングですよ〜!(その8へ)

このページについて呟く このページをフェイスブックで友達に紹介する